2017年12月27日

市民が望むまちづくり(政策)の基本理念

市民が望むまちづくり(政策)の基本理念

 市民が望む宇土市の未来には、人間愛と郷土を愛することを念頭に、バランスよい政策を基本理念として望みます。
 この基本理念を基にして、これからのまちづくりの目指す方向を、市民の誰もが安心・安全の生活、豊かな自然環境と活気ある産業と商工業と市街地が、地域内の農林水産業と連携し、持続可能な発展のために、市民一人ひとりが、知識を高め、地域の人材と協働で、生涯元気なまちづくりを目指し、次期市政への要望を提言します。
 21世紀を迎えて少子高齢化が進み、社会構造が変化し、国の財政悪化と経済成長が望めない時代になり、自治体の経営能力が問われています。特に財政運営に関して、行財政改革を進めなければ、次世代に安定した自治体運営ができない状況に陥ります。
 高齢人口の増加から税収の落ち込み、先進国病と言われる定常型社会から、持続可能な地域社会を実現するためには、従来の国頼り、県頼りの市政のあり方では、自治体事態を維持できなくなります。
 3年前、宇土の市政を考える学習会で、前熊本県副知事の金澤和夫氏は、財政破綻をした夕張市について「住民自ら、行政をチェックをしていかなければならい」と強調されました。また、「住みやすい地域にするには、住んでいる人自身が地域のことを決定するプロセスが大切である。決めたことの責任は、住民自身が取る必要がある」と言及されました。
 これまでの市政運営を続けて行けば、税収の落ち込み、市債償還等々で、新事業が何もできなくなる気がします。行政内部の改善努力はもちろんですが、民間活力の導入、市民参加、市民協働のすすめ、「小さくても仕事のできる行政」を実現するために、政策の大改革が必要です。この改革を通じて、政策はもちろんですが、市民意識が変わって行くと思います。持続可能な自治体を実現するには、固定経費の削減と、税収アップの企業活性が必要と思います。そのためにも行財政改革を市民と協力して実施し、自治体が自由に使える財源確保が必要です。
 以上の考えに基づき、今回の市長選に際して、柱となる政策目標の実施事業をまとめ、それを宇土市の「市民マニフェスト」として公表することにより、人が輝き、そして町が元気になる「やる気の起こる宇土」の実現に努めます。


宇土・市民マニフェスト(トップページ)
URL http://utoshiminmanifesto.otemo-yan.net/


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Posted by ノグチ(noguchi) at 14:44│Comments(0)主旨、背景、分権、地域
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